2015年1月15日木曜日

Xcode 6でPythonの開発を行う(Mac)



Swiftを書いてから、統合環境Xcodeでの開発に慣れてしまい、vimやemacsが使えなくなりました・・・


PythonもXcodeで開発するための方法を示します。ただし、Pythonのインストールについては省略します

Pythonはインタープリター型の言語であるので、プログラムを逐次翻訳していきます。つまり、ほかの言語でいうコンパイルの操作が不要であることを意識しながら作業を進めましょう。

satomacoto - 「Xcode 4でPythonの開発環境を整える」
を参考にしました。
画像を多く使い、わかりやすく解説してくださっています。

pyファイルを実行するときには、
$ python (ファイルパス).py
を実行します

つまり、Xcodeのビルドボタンを押した時にこのコマンドが実行されるようにすればよいです

ファイルの作成は不要なtargetを削除して、Schemeの設定をしっかりすれば、Command Line ToolでもEmptyでもなんでもいいです。不安な方は上のリンクから参照してください。

ここでは、Xcode4と6とで見た目が違う、Schemeの設定について書きます
(僕の場合、プロジェクト名をpythontest、ファイル名はsource.pyにしました)


上のメニューのProduct→Scheme→Edit SchemeからRunタブのInfoタブをひらき、設定を画像のようにします。
"Executable"は"Other"を選択し、⇧⌘G (shift + command + g)で¥usr¥bin¥を入力して移動し、pythonを選択します。
それと、"Debug Executable"のチェックを外します。

終われば、Argumentsタブに移動します



"Arguments Passed On Launch"の"+"から
$(SOURCE_ROOT)/実行したいファイル名.py
を入力します。これがつまりコマンドライン引数になります。別の場所に.pyをおいている場合はそちらを指定します。

以上でSchemeの設定は完了です!



あとはコードとして、

print "hello world!"

とでもかいて、実行してみましょう!




ちゃんと実行できました!!

※2015/1/19追記
標準入力が動作しないことがわかりました。原因究明中です。

※2015/1/21追記
文字エンコードについて補足しました。コーディングしやすくなる方法です。
→<http://ha1f-blog.blogspot.jp/2015/01/python-with-xcode-6.html>
標準入出力については変化がありません。

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